2005年10月に起きたパキスタン大地震。支援物資を受け取って帰る親子の背中
昨今の災害多発に改めて思うこと。他者とつながることで命もつながる。一人では生きてはいけないとはよく言ったもので、技術的に一人で生きていけたとしても、誰かとふれあいたい、話したい、という欲求はごく自然で不可欠なもの。災害で多くのものを失ってしまった被災者にとって、それはより大事なことだ。
しかし普通の生活の中でもつながらずには何もできないのは承知の通り。人は人に裏切られるが、人は人から希望を得る。振り切りたい暗い闇は誰にでもあって、飲み込まれないように光が射している方を向いたり目指したりするのだと思う。
死なないがQOL(クオリティ オブ ライフ、生活の質)が著しく下がる病というのが世の中には多くある。自分はそれを二つ抱えていた。
ここ5年ほどの自分を振り返ってみると、それらを改善し通常運転の生活に戻る、というのを目標にはしていたが、身体的に不利な分、フォトグラファーとして通常量の仕事をこなすことは難しかったため、引退を視野に含め「自分にできること」を探していた。
以下はその結果広がった仕事の種類。
・イラスト
・デザイン
・リサーチ
・スライド動画編集
・ネットショップ運営
・アクセサリー製作
…もちろん、フォトグラファーも続けていて、ポートレートを依頼されることが増えてきた。
専門外だから、と跳ね除けずに
「楽しいかもしれない」
そう思いながら取り組むのが良い結果を生む。断言はできないけど、そうなっている気がする。
おいおい、各仕事や病についても書いていきたいと思う。