2003年3月 バグダッド入りの前にアンマンのローマンシアターで記念撮影 (C) aika kanou / Ray Angle LABO
2007年9月27日。民主化デモの最中ミャンマーで政府軍兵士に射殺された長井健司さん。長井さんとはパレスチナで知り合い、イラク戦争の取材に向かう時の相棒でした。それ以降はあまり接点もなく過ごしていたのですが、突然の訃報に接してから私の知る長井さんの人となりを主題で書く機会がありませんでした。
数年に一度、命日には原稿に書いた堀越さんにお経をあげてもらっていました。昨年の13回忌が堀越さんによると重要だったそうですが、諸々の事情で今年になりました。
ジャーナリストが死ぬとその業績や人柄を褒め讃えるような報道が多くなりますが、そういった内容でもないのでこれまで書くのを躊躇していた部分もあります。でも、もういいかな。そもそも特殊な個人の体験ばかりで共感は望めないですから。ただ、現場はこうだったんですよ、という回顧録です。よかったら読んでください。↓